徒然の書

思い付くままを徒然に

2020-01-01から1年間の記事一覧

コロナ寒波襲来の結末は

コロナ寒波襲来の結末は コロナが猛威を振るっている。 外国においても罹患者は増加傾向にある。 ワクチンの効果はあるかどうかは不明だが、諸外国では医療関係者には 接種がはじまっているという。 日本は初期のころ今とは比べようもない位であったが、肝心…

人間という生き物の心の内は~~

人間という生き物の心の内は~~ 江戸のころ様々な花が、門外不出の扱いを受けていたことがある。 良く知られているのは花菖蒲。 他藩に流出した疑いで腹を切らされたり、打ち首になったりしたものもいるらしい。 この乙女椿も門外不出の扱いすなわちお止め…

蛇の目傘~時代が変われば・・・~

蛇の目傘~時代が変われば・・・~ 昭和公園の何の変哲もないただの広場に、整然と並べられていた、今までの野暮ったい企画とは一味違っているように思った、いい趣向を凝らしたものだ。 蛇の目など現代では見たこともない人は多いだろうが、まあまあの企画…

菊の愛で方も時代によって~

重陽の節句は九月九日、平安のころより伝わってきた古来からの行事はほとんどが中国から伝わってきたものであろう。 中国では奇数の日は縁起の良いものとされてきたが、それの月日が重なる、いわゆる奇数の月日が重なるとき、祝いの節句としたようである。 …

美しい紫の果実~コムラサキ~

秋が深まってくると、至る所で紫色の小さな果実をみっしりと付けた木々が目を引く。 ムラサキシキブかコムラサキか。 ムラサキシキブとコムラサキは見た目にはなかなか区別がつかない。 背丈が低くまとまったコムラサキが庭木などに適している。 果実もみっ…

秋が深まるにつれて~

秋が深まるにつれて、秋桜も咲き進んでいるが~ 秋の桜が咲き進んでいるが、センセーションはいまだなりを潜めているようだ。 鳴りを潜めるのは秋桜ではなく、コロナであってほしい。 こ奴のおかげで、大儲けした企業もあれば、最悪の事態に面した企業もあっ…

彼岸の日に咲く花~リコリス彼岸花~

多くの人々は、この頃様々な機会に真っ赤に咲いた彼岸花を目にしていることであろう。 律儀に彼岸の日に現に合わせたように草むらに一つ真っ赤な花を咲かせていた。 陰暦と現太陽暦の月日の表示に沿いうはあるが、季節感は同じであったろう。 現彼岸のは九月…

信念の人とは~精神の怠惰した人~

情熱から意見が生じる、そして主義主張というものを生み出す。 この主義主張を認めてもらうためには、これにいつまでもこだわって持ち続ける必要がある。 このことが、意見や主義主張を凝り固まらせて信念というものに変化させてしまう。 すなわち、精神の怠…

~~の為に行うのだという不遜な考えは

菜根譚は人に恩を施すものは内に己を見ず、外に人を見ざれば、すなわち斗粟も万鐘の恵みに当たるべしと言っている。 すなわち、人に恩を施すものは心の中に施す自分を意識せず施される相手の感謝を期待しないようであれば~~~ ~~の為にするのだという人…

衣冠の盗~菜根譚の言葉~ 

書を読みて、聖賢を見ざれば、鉛槧の傭となる、官に居て人民を愛せざれば衣冠の盗となる。 学を講じて躬行を尚ばざれば、口頭の禅となる。業を立てて稲穂を思わざれば眼前の花となる。 本を読んだら聖賢の心に触れなければ、ただの文字の奴隷。 衣冠とは高い…

マスクの夜話~コロナも人によっては福の神~

数年前、入院中の人の見舞いに出かけたところ、入り口で、マスクを購入するようにとの指示があり、自動販売機でマスクを一袋200円なりで買わされたが、十枚も入っていた、一枚あれば足りるものを10枚セットで買わせる、こんなところで利益を上げようとしてい…

人の情はふわりふわり空の彼方へ

人の情は紙風船。 漱石は情に竿を挿せば、流されると書いた。 この意味は果たしてどんな意味で書いたのだろう。 この書が世に出て以来この言葉の意味をめぐっていろんな考えを見てきただろう。 漱石が思い描いた情景を適切に看破したものは一人としていない…

閑と忙

忙しく働いていた人間がある日突然働かなくなった、世にいう定年である。 忙し過ぎるくらいに働いていたものにとっては、突然何もすることが無くなったとすれば、おそらく虚脱状態に陥っても不思議はない。 何もすることのなくなった人間は暇がありすぎると…

人生はただの百年のみ~無駄に過ごす事なかれ~

紀元前二世紀の漢代に書かれた道家系の書に淮南子というのがある。 その一節に次のような言葉がある。 私という人間が生まれるまでにこの天地は無限の時間を経過している。 私が死んだ後もまた無限の時間が流れるであろう。 してみれば私という人間は無限の…

人間の本性~欲望の生きがい~

人間は誰でも生まれつき欲望を持っている。 たとえ聖人であろうと、例外ではない。その欲望はやり方によっては制御することができる。 荀子という人の考えはこれで貫かれている。 人間の天性は悪である。善なる性質は人為の所産に過ぎない。 人間は生まれつ…

遇と不遇とは時なり

道徳に棲守するするものは寂寞たり。権勢に依阿するものは万古に凄涼たり。達人は物外の物を観、身後の身を思う。寧ろ一時の寂莫を受くるも、万古の凄涼を取るなかれ。 と菜根譚の第一条にある。 遇と不遇とは時なり。 遇不遇者時也。 荀子 と荀子も書いてい…

花発けば風雨多し

春先から強風が吹き荒れることが多く、花を撮るものにとっては、まったくな邪魔者。 この頃は梅雨の所為もあって晴れ間はいくらもない。 ふと思い出した。 この世の中は花が咲けば、とかく風が多く、生きていくうちには別離が多い、 と歌った漢詩がある。 友…

コロナ感染者の自己治療

東京アラートって何かは知らないが、緊急事態であることに変わりはなかろう。 政府行政の阿呆は放っておいて、東京都だけでも、自宅療養などを許すことのない措置を取ってほしいものである、感染者のすなわち強制収容である。 この時期人権云々など問題外、…

温かい心には福が宿る。

菜根譚、読んだことなくても聞いたことがるだろう有名な中国明代末期の書である。この中に、心暖かの者には福が来るといっている条がある。天地の気は暖かくなればすなわち生じ、寒なればすなわち殺す。故に性気の清冷なるものは受享もまた涼薄なり、という…

分を過ぎた幸せ

分を過ぎた幸福や理由のない授かり物は天が人を釣り上げる餌でなければ、人の世の落とし穴であるという。 ここをきちんと弁えないと天や人の設けた術中に落ちないことはないともいわれている。 分を過ぎた幸福や授かりものと言って思い浮かぶのは宝くじの高…

ID19とマスク~人を非難する前に~

マスクの争奪戦がいまだに続いている。 政治屋や官僚役人は何の苦労もなく手に入れているようであるが、手に入れる事さえ困難なのが一般国民である。 それで銭をやるから外出を取りやめろと煽っている、なんともおめでたい政治屋たちである。 もともとマスク…

幸福とは~幸福について考えると~

今日の人間は幸福についてはほとんど考えない様である。 古代の倫理学の中心課題はほとんどが幸福について論じていた。 アリストテレスの著書ではないが、彼の幸福についての思考過程が二コマコス倫理学に残されている。 近年の倫理学において、幸福について…

月一の通院からの思い

月一で通院し診察を受けて、薬の処方箋をもらってくる。 この時期、病院行きはとても煩わしい。病院は色んな患者が集まるところ。 中には隠れコロナもいるかもしれない。 行政が己の責任を放棄して隠れコロナが街をうろつかせているのが拡散の原因。 検査の…

発想の思考が逆転している。

街中への人の出を制限することも確かに必要だが、人間という生き物は動く生き物である。 この生き物は動くことによって生きているのであり、動きを全く制せられるとやがては死ぬ以外にない。 感染者数を減らすことが第一の目的で、外に出ない生き物が多くな…

人は人生は旅であるという

人間は己のあずかり知らぬうちに、一個の生命として理由も知らされず突如として、この世に投げ出される。 この出生に対して承諾することも拒否することも許されない。 どんな地に生まれるか、男としてか女としてか、その美醜にさえかかわりなく,出生の条件…

人間の本性は悪

中国では亞聖といわれる孟子でも人間という生き物を見間違ったようである。 荀子が言う如く、人間の天性は悪である。善なる性質は人為の所産に過ぎない。 人間には生まれつき利益によって左右される一面がある。 この一面がそのまま成長していくと、人に譲る…

年年歳歳花相似たり

唐詩選のとてもよく知られた詩の一説である。 洛陽に咲く桃李の花 飛び来たり飛び去って誰の家に落ちる。 年年歳歳花相似たり、年年歳歳人同じからず。 桃李の花が風に吹かれて舞っているが、いったい誰の家に落ちることやら・・・ 同化、今が盛りの若い人々…

コロナ拡散の意外な事実

新型コロナウイルスの恐ろしさは、感染者の80%の症状は軽症で、歩けて動けて仕事にも行ける。 しかし、残り20%は確実に入院が必要で、全体の5%は集中治療室に入らないと助けられない。 その中でもあっという間に死に至るものもいる。 この記事を見て愕然…

図書館が子供たちに貸し出す本は安全か

学校が休みになって子供たちが図書館から本を借り出す数が大変増えているという。 コロナウィルスをコロナ菌と書いたり、言ったりたりするとコロナは菌ではありませんなどと知ったかぶりの揚げ足取りが随分といるらしい。 人体に害をもたらして被害拡大中の…

罹患者の免疫力期待は大昔の話

この様な非常事態が起きた場合政治屋や官僚、学識経験者などまったく及びじゃないんだよね。 単なるこれまでの陳腐な経験論からの発想で、飛躍的な発想なんてものが全く及ばない。 頭の柔軟な先見の明のある有意な人物が必要になる。 カナダのコロナに対する…