徒然の書

思い付くままを徒然に

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

はなしょうぶ

梅雨空に美しく咲いた花菖蒲。 もうそろそろ見頃も過ぎて、終焉を迎えようとしている頃・・・・ 花の美しさも見頃を過ぎると哀れを誘う・・・・・ 花の命は短くて・・・・と詠った詩人もいるように・・・・・・ と画に入れる説明を、ここまで書いてきて、ふ…

沙羅双樹

夏椿の花が咲き始めた。 この夏椿を沙羅双樹だと言う者もいる。 夏椿の花を見るたびに思い起こすのは、あの平家物語の冒頭の文章・・・ 祇園精舎の鐘の聲、諸行無常の響あり。 娑羅雙樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらはす。 おごれる人も久しからず、…

人間の本性は悪なり

性悪説と言うと、荀氏の性悪説が引き合いに出されるが、彼の言う単に人間は弱い存在たと言うに過ぎない、という単純なものではない。 この世に存在する、あらゆる人間は何らかの自己規制が外れると、悪と言われる行為にまっしぐらに入り込む可能性を秘めてい…