徒然の書

思い付くままを徒然に

マスクの夜話~コロナも人によっては福の神~

 

数年前、入院中の人の見舞いに出かけたところ、入り口で、マスクを購入するようにとの指示があり、自動販売機でマスクを一袋200円なりで買わされたが、十枚も入っていた、一枚あれば足りるものを10枚セットで買わせる、こんなところで利益を上げようとしていると随分と腹が立ったものだ。

見舞いに来る人は一枚あればもう必要のないもの、大学病院とはいえ企業の一つ、儲けを出さねば成り立たないのかもしれないが、良識から言えば随分とアコギな方法ではある。

一度の見舞いで、十枚入りのマスクを買わせる方も随分と非常識な話だが、一枚使って、残りは袋に入れて保管しておいたのが、今随分と役に立っている。

幸不幸は周り灯篭。今にして薬局をのぞけば多くは品切れ、だが在庫のあるところは数倍の価格が表示されていた。市販のマスクの高いこと高いこと。何倍にも値が跳ね上がっている、マスク製造業者は笑いが止まるまい。コロナは思わぬ福の神になっているようで、倒産業者には何とも気の毒な話ではある。

数年前、入院中の人の見舞いに出かけたところ、入り口で、マスクを購入するようにとの指示があり、

コロナは思わぬ福の神になっているようで、倒産業者には何とも気の毒な話ではある。

だがこれは己の努力による幸運ではないという事に気づかねばなるまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー