徒然の書

思い付くままを徒然に

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

忠臣蔵ってなに

元禄文化が爛熟したあの犬公方綱吉の頃に起こったのが我が国では、だれ知らぬ者のない赤穂の浅野内匠頭の殿中刃傷と吉良邸討ち入り・・・・ 江戸の町が引っ繰り返るり返るような喧噪であったろう。 武士道の根幹は忠義だと言われるが、忠義って何なんだって…

壬申の乱 その弐

この様な簒奪が起こるたびに、書き換えているとすると、正当な史書などと言う物は後世に伝えられるはずもない。 この壬申の乱の纏まった記述は日本書紀巻第二十八の壬申記を基にされたものがほとんどであるが、初期の中でもこの項目だけが異常に詳細に書かれ…

壬申の乱を考える

今更、壬申の乱でもないのだが、この乱を起こした大海人と言う男、後に天武と名を変えて、己のやった権力の簒奪が正当であったことを書き残すために、それまでの記録を改ざんし、新たな書を書残すように太安万侶に詔を発して献上せよと云った。 その結果で…