徒然の書

思い付くままを徒然に

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

生産性が低いと言われるが

上杉鷹山の経営理念を読んでいると、日本人の労働というものに対する考え方が、アメリカ流の労働とは全く違っていることにずいぶんと奇異な感じがする。 鷹山の頭の緻密さには驚かされるが、彼の考えは藩の民が潤うことを第一の目標にしていることに趣旨が一…

ものを大切にすると・・・・・

育った時代は今のように、ものが豊富でもの余り、飽食の時代とは違って、物もなく食い物もない時代であった。 古代から我が国の百姓は絞り続けられてきたが、昭和の戦争の時期から、百姓の態度が一変した。 それはそうだろう、どこにも食い物はなく、一般の…

老荘と淮南子から学ぶ

私という生き物が生まれるまでに、この天地は途方もない無限の時間を経過している。 私が死んでしまった後でもこの時間の経過は無限に続いていく。 この様に考えると、人間という生き物は無限に続く時間の経過のただの一点に過ぎない。 この人間のわずか数十年…