徒然の書

思い付くままを徒然に

2020-07-19から1日間の記事一覧

人の情はふわりふわり空の彼方へ

人の情は紙風船。 漱石は情に竿を挿せば、流されると書いた。 この意味は果たしてどんな意味で書いたのだろう。 この書が世に出て以来この言葉の意味をめぐっていろんな考えを見てきただろう。 漱石が思い描いた情景を適切に看破したものは一人としていない…