徒然の書

思い付くままを徒然に

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

情けは人のためならず・・・・

項羽と劉邦や平家物語を読むと必ずと云っていいほど思い起こすのは情けを掛けるという事・・・・・ 情けは人の為ならず、この言葉をどのように解するはは大変難しい。 情けは人の為ならずとは、人に情けをかけるのは、情けをかけた人のためになるばかりでな…

古代蓮と言われて・・・・・

泥田の中から美しい花を咲かせる、という言葉をよく聞く。 仏教に関係あるものが言い出した事だろう。 古代蓮と言われるのは、弥生の頃に栽培して蓮根を採取していたのだろうか。 このハスの原産地は何処なのだろうか。 この弥生の頃、中国や朝鮮半島から多…

江戸の似非学者吉田松陰

松蔭は私塾、松下村塾で、後の明治維新で重要な働きをする多くの若者を育てたことになっている。 だがその実像は全く違うと言っていい。 一言でいえばテロリスト養成学校とでも云えばいいのかも知れない。 それ故か、花見に浮かれる江戸の町人たちを見て、蔑…

近くて遠いは明治の世

古本屋をぶらついていると日本史の江戸末期から明治初期の部分を収載したのを見て、読んで見ると結構知らないことが実に多い。 明治維新はは四民の農工商の人々には全く関知しないところで、下級武士や足軽、中間など武家に係わりのある者たちが起こした騒動…

ユートピア

過酷な人民支配が行われる社会では、持ち上がってくるのがこの馬鹿げたユートピアなどと言うものを考え付くのであろう。 だが多くの場合、人間と言う生き物の正体を全く理解しないところから始まっている。 それが西洋における人間の考える限界なのであろう…

梅雨の晴れ間の楽しみ

鬱陶し梅雨も、それなりに楽しみがある様だ。 この梅雨という時期が全くないと日本の四季も何だか侘しい様な気がする。 この梅雨の雨も、結構人間様の心に潤いを与えてくれているのかも知れない。 梅雨の晴れ間を心待ちにしながらどんよりとした空を眺める…