徒然の書

思い付くままを徒然に

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

古代史の読み物~夢か現か幻か~

古代史について書かれた本を読むときは注意を要する。 古代史について書いている物書きは夢の中の出来事を現実もものとして、物語るのと同じことをしている。 即ち、神話の世界と事実の世界をごっちゃにして書かれている。 古事記にしても日本書紀にしても…

おとぎ話に於ける古代史の世界

子供の頃によく読んだり話してもらった、おとぎ話の世界と古代史との関わりが何とも興味深い。 今までおとぎ話と言うのは民話などと同様、民俗学の範疇に入るものだと思っていた。 けれども、おとぎ話の一つ一つを古代の出来事に当てはめてみると、ぴったり…

曖昧模糊とした日本の古代史

記紀の様な作り物、創作物を我が国の史実としようとした、天武などと言う部族の大王と、朝鮮半島からの渡来人の子孫の藤原不比等などと言う者の欲望のままに編纂されたものと思っていい。 最も大きな過ちは神などと言う、人間とは別世界の異界の物を人間を…

大化改新って何・・・・

そもそも大化改新の発端は推古の死に際の遺詔の曖昧さで、王位継承問題が紛糾することに端を発している。 加えて、蘇我蝦夷が父馬子ほどの切れ者でなかった事、継承者の一人山背皇子の性格が強引で、王位に固執しすぎる狷介な性格であったことも影響している…

日本の歴史 ~乙巳の変~

官僚共が躍起になって、我が国の間違った歴史を国民に植え付けようと、目くじらを立てて、教科書の記述を検閲している。 縄文時代が今から一万六千年程前から紀元前4~5百年頃と言われている。 長い長い縄文時代から弥生時代に移るころから、紀元後5~6…

聖徳太子の謎

日本で聖徳太子といえば知らぬ者のないほどの有名人ではあるが、その実像を知っている人は少ない。 聖徳太子について日本書紀に最初に出てくるのは用明天皇の項である。 穴穂部間人皇女を立てて皇后とした。 この人は四人の子を生まれた。 一番目を厩戸皇子…