徒然の書

思い付くままを徒然に

2014-01-01から1年間の記事一覧

古事記などを読んでいると・・・・神々は・・・・・

日本に最初に現れたのが神と呼ばれる連中・・・・ その神が陰陽二つに分かれて、 男神、女神になり様々なものを生み出していく。 今我が国では、神々を崇拝している人も多いだろう。 信仰とまでは言わないまでも、 初詣には国民の大多数が神社に行っている…

真実とは・・・・

今日、古本屋をぶらついていて、とても興味深い題名の本に出合った。 十冊ほど仕入れてきたのだがその中の一冊に・・・・・・ まだ出だし1,2ページしか読んでいないのだが、 多くの人はどの様に考えているのだろうと思った。 その題名は・・裁判官が日本を…

惰眠を貪るは宜しからず・・・・・

医者などに言わせると、睡眠を十分に取って、心身を休めることが必要だと言う。 老子は人は皆生に出て死に入ると言い、貝原益軒は養生の仕方によって、その死に入る時期を遅らせることが出来ると言っている。 老子などは弱々しく生まれて、生きながらえる者…

記紀の面白さは・・・・

官撰の歴史書とは言っても、論理的な一貫性や矛盾は気に留めないのかねえ~ 多くの人が集まって編集したのだから、そうなったのだろうが、日本書紀を編纂した時代の古代人のものの考え方の杜撰さにいらいらすることがしばしばある。 前後に脈絡がないのであ…

己の頭脳の程度を知るが肝要

孫子を読むときいつも思うのであるが、いかに優れた啓蒙書であっても、それを読み活用する頭脳の持ち主でなければ読む価値はない。 孫子と言えば、二人いたと言われるのが今では通説であるが、そのいずれもが優れた兵法書を書き表しているのだが、実際に読…

美しき画作りの要諦

さぎそうであっても、他の花であっても、見た瞬間に思い浮かぶイメージが何よりも大切であると知るべし・・・・ 美しい、画にしたいと思った時、何処がどの様に美しいのか自問自答してみるべし。 その美しいと感じた処を強調するように画作りを試みるべし・…

青垣

やまとは くにのまほろば たたなづく あをがき やまごもれる やまとしうるはし この歌を知ったのはもうずいぶん古い・・・・・確か高校生の頃ではなかったろうか・・・・・ まだその頃は古事記などには、興味は全く感じたことはなかったのだが、古事記に収…

秋の七草に思う暦の怪

花を撮っていると、秋の七草と言われる様な花々が、現代の梅雨のさなかに花を咲かせたり、花期が全く違ったりすることに遭遇することが多い。 季節感が全く違っていることに戸惑うことがよくある。 何故、花々に季節感のずれがあるのか、我が国の暦について…

犯罪捜査過程における人権の問題

~女子高生殺害最高裁上告棄却~におもう。 目撃者は当初、‘若い男を見た’と証言していたのに捜査が進むにつれて被告に特徴が一致するよう変遷していて、警察の情報などに影響された可能性があり、証言は信用できない。被告が取り調べで被害者の所持品の色な…

恐ろしき姥捨ての国ニッポン

ほんの僅かな年金を支給していにも拘らず、 物価が下落したから支給額を削減すると、半端じゃない金額の減額。 物価が下落した等とても信じられない。 物価が下落したとすれば、収入が同じでも生活が楽になるのは理の当然。 我が国に住む人で生活が楽になっ…

はなしょうぶ

梅雨空に美しく咲いた花菖蒲。 もうそろそろ見頃も過ぎて、終焉を迎えようとしている頃・・・・ 花の美しさも見頃を過ぎると哀れを誘う・・・・・ 花の命は短くて・・・・と詠った詩人もいるように・・・・・・ と画に入れる説明を、ここまで書いてきて、ふ…

沙羅双樹

夏椿の花が咲き始めた。 この夏椿を沙羅双樹だと言う者もいる。 夏椿の花を見るたびに思い起こすのは、あの平家物語の冒頭の文章・・・ 祇園精舎の鐘の聲、諸行無常の響あり。 娑羅雙樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらはす。 おごれる人も久しからず、…

人間の本性は悪なり

性悪説と言うと、荀氏の性悪説が引き合いに出されるが、彼の言う単に人間は弱い存在たと言うに過ぎない、という単純なものではない。 この世に存在する、あらゆる人間は何らかの自己規制が外れると、悪と言われる行為にまっしぐらに入り込む可能性を秘めてい…