徒然の書

思い付くままを徒然に

真実とは・・・・

 
今日、古本屋をぶらついていて、とても興味深い題名の本に出合った。
十冊ほど仕入れてきたのだがその中の一冊に・・・・・・
まだ出だし12ページしか読んでいないのだが、
多くの人はどの様に考えているのだろうと思った。
その題名は・・裁判官が日本を滅ぼす・・とてもショッキングな題名である。
今まで、裁判官について様々なメディアに批判が登場することは、
殆ど見掛けたことがない。
裁判官批判はタブーだと思っていた。
尤も、係争中の裁判について批判を書かないのが良識だが・・・・・
 
この著者も、単なる裁判官批判ではないとは言っているが・・・・・
 
そこで国民の多くの人は裁判と言うものをどの様に考えているのだろうかと
我が国の裁判は真実を争うところだろうか・・・・
そんな根本的な問いにあなたはどうこたえるだろうかと問いかけている。
そして、日本の裁判は真実を発見するところではなくなっている。
正確に言えば日本の多くの裁判官は真実を炙り出す能力も見識もないし、
そもそも真実を導き出そうととする意欲もないと言っている。
何時の頃からか、日本の裁判所は単なる法廷ゲームの場に成り果てている。 
本当の真実とは程遠い訴訟上の真実が法廷でのテクニックを駆使して、
争われているだけなのだと言っている。
 
私が法律と言うものを学び始めて、法律と言うもの、
訴訟法などを理解するようになり始めたころから、
この本の著者が言っている事と全く同じような思考過程をたどっている。
私が本を書くとすれば全く同じような趣旨の事を書いただろう。
 
訴訟上の真実と、現象上の信実とは違うと言うことである。
本当の真実を知るのは神のみかもしれない。
 
そして、多くの国民が誤解しているであろう裁判所の真の姿と
裁判官と言う人たちの特殊な人間性を、
そして彼らが足を取られている陥穽を明らかにしたいと言っている。
 
実際の裁判事例から様々な問題を取り上げている様であるが、
どのように裁判をとらえているのか、
どのように理論展開していくのだろうか、読むのが非常に楽しみである。
 
出来得ればこの文を読んだ人はどう思っているだろうか、
裁判とは真実を見つけるものだ、と思っているのだろうか、
知りたいような気持になっている。
 
 
 
 
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