徒然の書

思い付くままを徒然に

恐ろしき姥捨ての国ニッポン

 
ほんの僅かな年金を支給していにも拘らず、
物価が下落したから支給額を削減すると、半端じゃない金額の減額。
物価が下落した等とても信じられない。
物価が下落したとすれば、収入が同じでも生活が楽になるのは理の当然。
我が国に住む人で生活が楽になったと感じている人はいるだろうか。
経済白書などで、物価が下落した等と言うのは、
統計の選択項目の欠陥である。
役にも立たない、経済白書など作成する意味もない。
物価が高騰したら年金アップを実施するかと言えば、
未だ過ってアップしたことはない。
物価が高騰したと思う人はいても、物価が下落した等と思う人はいなかろう。
 
雨後の竹の子の如くに林立する、老人目当ての介護事業所。
この様な事業所は今後もどんどん増えていくのだろう。
そうなれば介護保険料もエスカレートするのは目に見えている。
これらの事業所の利益から従業員の給与まで、介護保険で賄われるのだろう。
これでは保険料などうなぎ上りに高騰するのは至極当然・・・・・
政治屋や官僚共には老人の苦悩は全く理解の外にある様で、
もう役に立たなくなった老人は姥捨て山へ・・・・・・
国にとっては何の痛痒も感じないと思っているのだろう。
支給した年金から如何に多くのものを、搾れるかに頭を悩ませているのだろう。
いや悩むことなどないか・・・名目を付けて搾り取ればいいのだから・・・
これはわが国の歴史の知るところ。
家康ではないが、生かさず殺さず搾り取れ、・・・・・よりもっと悪い。
死んでもいいから搾り取れ・・・これが今の姥捨ての国ニッポンの現状。
将に今、この国で行われているのは姥捨て・・・老人疎外の何物でもない。
実際に介護に携わる人々に支払われる給与なんてたかが知れていよう。
この様な実際に介護に携わる人々に支払われるものは惜しくはない。
これらの人が報われるのならば・・・・・・
人間なんて、儲けのない事業を起こすなど絶対にしない。
と言うことは、老人目当ての事業がいかに確実に儲けにつながるのか、
推して知るべし・・・
報われるのは事業主ばかり・・・・
年金支給額が減少し、介護保険料が天井知らずに高騰、
後期高齢者保険料が高騰、老人を狙った政策としか言いようがない。
そして云うことがいい・・・・
この制度はみんなで支えあう制度です・・・だと。
国は知ったことではないというのだろう。
 
老人から巻き上げる金銭は、これに限らない。
運転免許の更新時には、高齢者の受講を義務づけ数千円の出費。
任意保険も高齢者の保険料を高くしているところも・・・・・・
政治屋や役人どもは老後も心配ない様に、
お手盛りの規定をしているのだから心配はないのだろう。
役人とは人の役に立つものをいう。
寄らば大樹の陰などと、権力を笠に弱者いじめをするものとは違うのだ。
芬々たる異臭を放つ今の政治屋の行い、世の人々の間に漂い出ている。
こんな政治屋や役人のいる国は住みにくい。
それでも、文句を言わないのは古来から受け継いできた遺伝子の所為か?
 
尤も、 この世の不条理と不公平さを思い知らされるが、
一小市民では権力に抵抗するすべがない、と云った人もいる。