徒然の書

思い付くままを徒然に

一富士二鷹三茄子~

年が明けてはや四日が過ぎ去ってしまった。

暮れから新年にかけてコロナに踊らされた、なんとも不快な年明けではあった。

初夢でよく言い慣わされているように、日本では何事につけ富士が一番の様である。

富士と鷹はなんとなくわかるとしても、茄子が出て来るとは意外感がある様な気がするのだが、これとて「為す」「成す」に通じているのかも・・・・

尤も、茄子は意外な所にひょいと顔を出すことがある。

秋ナスは嫁に食わすな~~などとね。

この後続くとすれば、諸説があるのだが~四扇五煙草六座頭かもしれない。

まあこんなことを言い出すのは江戸のころからであったのだろう。

江戸の庶民というのは意外と機知にとんだ頭を持っていたのかもしれないね。

今の人間どもにはそんな余裕は見られられそうもないし、そんなことを考える頭はなかろう。

江戸のころの政治はおそらく現代の政治ほどひどいものではなかったろうが、それでも心に余裕を持っていたのだろう

現代の人間どもの江戸の庶民に習って、少しは余裕のある頭を持ってほしいものだとは思う。

江戸の庶民は宵越しの金など貯えられるほどの収入もなかったが気持ちにはゆとりがあったのだろう。

金を奪取することばかりが人生ではなかろう。

今の人間どもにはそんな余裕は見られられそうもないし、そんなことを考える頭はなかろう。

果たして初夢に富士を見たという人はどれほどいるのかなあ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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