徒然の書

思い付くままを徒然に

小学校門前の花壇


今の時代の余裕なのだろうか、子供たちの情操教育の一環なのだろうか、入り口から校庭に付近には季節の花木が数多く植えられている。
気に止める事も無い花木ではあっても、子供たちの情操には大きく影響しているであろうと思う。
この門前の小さな花壇には絶えることなく、何かしら花々が植えられている。
振り返って見ると、吾の時代には花壇はおろか季節の花木さえなかったような気がする。
最もさくらだけは何本か植えられてはいたが、その桜の散る頃の美しさは今でも心の内に残っている。
あのころは、花木どころの騒ぎではなかったのだろう。
吾のように花の名前に無関心でも困るが、花壇の花々に名前を書いて挿して置くと子供たちも無意識のうちに花の名前を覚えるのではなかろうかといつも思う。
花に限らず、植物の美しいもの、いや植物に限らず美しいものは、見るものに心の余裕と、安らぎを心にもたらす。
心にゆとりのある子供たちに育ってほしい。
今の姥捨ての時代、少子化ばかりを嘆くより、意識的に教育するというのではなく、自然に情操の豊かな、心の暖かな子供たちに育つよう、心を配る必要がある。
殺伐とした心しか持ち合せていない大人たちのせめてもの義務でもあろう。
 
 
 

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