徒然の書

思い付くままを徒然に

消費税、増税に思う。



いよいよ政治屋の国民搾取が決まった様だ。
もう決まってから随分立つのだが、いろんな茶番劇のままごと遊びで、国民の目を惑わせていたのだが、これだけやれば騙されてくれるだろうとでも思ったか・・・・・
予算の組み方、金の使い方もわからない政治屋や役人共には何の痛痒も感じない増税ではあるが、国民の弱者をターゲットにする政治屋の心ってのは人間性の欠片も感じられない。
あの国会の解散だとか、不信任案だとか国民を騙す政治屋共の茶番劇は最初から見え見えの仕組まれた、まま事遊び。

同じ消費税でも、良識のある、国民のためを思う政治を行っている国々の消費税は、弱者の立場をわきまえる、優しさがうかがえる、そんな政治を行っている。
世界各国の消費税を調べてみると、北欧など高額の消費税を課している国は揺りかごから墓場まで社会保障が完備され国民の生活に何の不安も感じられない。
と云うことなら、国民は納得する。
年金の支払いで差へ、年々支給年れを引き上げている。
これが国民を騙している現実の証拠なのである。

国を思い国民を思う国の政治家は、我が国の政治屋の様に徴収した税金を垂れ流して使う様な無様な使い方はしない。
税収以上の膨大な予算を臆面もなく組んで、役人共に好き勝手な使い方を許していればどれ程、国民から絞り上げても足りる訳はない。

ここに諸外国の国を思い国民を思う政治家たちとの決定的な相違がある。
自分自身に不利がなければ、国民がどんなに苦しもうと配慮の外にあるのである。

国を思い、国民にやさしい政治を心掛ける、国の消費税などは食料品の消費税は無税である。
一例をあげるまでもなく、イギリス、オーストラリア、アイルランド、メキシコなどは無税である。
食糧以外は高額な税を課すフランスなどでさえ、食料は極端に抑え込まれている。

封建時代の百姓、庶民の重税は生かさず殺さず搾り取れ・・・・・・
今の政治屋お手盛りの十分すぎる給料、改選ごとに支給される退職金などを考えると、消費税を20%や25%にしたところで己らには全く響かないのである。
ほんの僅かな年金で、暮らしている、お年寄りにとっての負担増とは訳が違うのである。
この増税で、お年寄りが食えなくなれば誰が責任を取るのか・・・・
それは当然悪政を行った政治屋が撮るべきものであろう。
10%でもいい、15%でもいい、金をふんだんに使えるものと、薄給や年金生活のお年寄りでは、その負担の重みが違うのである。

こんな優しさに欠ける、政治屋や役人共に国を任せていては早晩日本は消滅してしまうだろう。
封建時代に刷り込まれた、生かさず、殺さず搾取され続けたDNAももうそろそろ真剣に考えてみることが必要ではなかろうか・・・・・・
国民のためなどと云う、おためごかしの口車に乗せられて、得々と参政権の行使だなどと、投票所通いは一考を要する時期に来ているのではなかろうか。

真に国のため国民のため優しい政治を心掛けるならば消費税の在り方をもう一度検討する必要がある。
もう一度言う、お手盛りで給料を決める、政治屋などにとっては例え消費税が30%になっても全く痛痒を感じないであろう。


以下の様な趣旨のことを書いた本を読んだことがある。

苛政は虎よりも猛なり。


言の悖りて出ずる者は亦悖りて入る、
貨の悖りて入る者は亦悖りて出ず。

孔子につながる言葉だ・・・・
政治屋、役人は心して噛み締めるがいい。

今切実に思う、こんな政治屋や役人共に操られる我が国はいったいどこへ行こうとしているのだろう。

我の目からすれば、役人も政治屋も勉強不足も甚だしいように思う。
私の目には勉強不足も甚だしい似非政治屋ととしか映らないのだが・・・・
これはこのような政治屋を選んできた国民の責任でもある。


我々は本当に、国を思い、国民を思う国民のための優しさのある政治を行ってくれる、政治屋ではない、本当の政治家が出現してくれる様、努力しなければならない。