徒然の書

思い付くままを徒然に

電気料金の値上げ・・・・・




電気料金値上げのご案内なるチラシ一枚で、料金を値上げできると思ってる、企業の驕りが改めて浮き彫りにされる。
我が国の電気料金ほど不可解な価格設定は世界のどこを探しても見当たらないだろう。
それが政治屋共の肝いりだと云うのだから、いかなる理由をこじつけようとも弁解の余地はなかろう。
電気の供給は電力会社と使用者の契約のはず・・・・・
料金の値上げに承認が必要なのは至極当然であるが、認可されたら値上げは当たり前などと、契約者に単なる案内だけで済むと思ってる電力企業の驕りが如実に表れていいる。
どんな商取引でも、値上げを行うには相手方に願うのは人間として社会人としての常識である。
認可を得ればそんなこと必要ないと云う企業の体質が、この原発事故に絡むいろいろな面に表れているであろうことは推測できる。
この企業の不遜な体質が改善されない限り、電力の供給自体が安定することは未来永劫あり得ない。
絶対安全だと大見得を切った、企業や政治屋の思惑とは裏腹に、とんでもない被害を日本全国にふりまいて、いざ損害の賠償と云うことになると、それを電力料金の値上げという形で、国民に振変えてしまう。
政治屋も片棒を担ぐ、東電の驕り昂ぶった、悍ましい姿を見せられて、日本はこの後どうなるのだろうと、つくづくと考えさせられた。
ある人によると、この頃電車のおなかで、若者たちが‘日本はどうなるのだろう’とか‘日本はもう終わりだね’と云っているのを耳にすると云う。
こんな若者たちの声を政治屋はどの様に受け止めるのだろう。

9月料金は8月末までは旧単価、9月1日以降は新単価で使用日数は日割り計算を行う由の注釈があるが・・・・・・
こんなことは注釈がなくても、しょうがくせいでもわかる。

8月31日までの使用量をどの様にして調べるか・・・・・
此処が大切なのである、9月1日にすべて検針をするのかと問いたい。
それ以外は正確な使用量を求められないからである。
確実に取るであろうと思われる方法は、また使用者を騙す様な不可解な計算方法を駆使して、8月使用量を算出しようとするのだろう。
その算出によって、どれほど莫大な不当利得を計算しているのか計り知れないが、己の企業に不利な計算方法で推定することは地球の地軸が変わってもあり得ないだろう。
9月以降の検針日を起点にして、新価格を計算するのが本来の姿であるが、中途から価格変更するのは不当な利得をもくろんでいいると云われても仕方あるまい。
改めて言う、正確に検針する以外、己の損失を招くような日割り計算は絶対に為さないだろうし、そんな方法を用いても、正確なな使用量を算出することは絶対に出来ない。
と云うことは、国民使用者に値上げの余禄を負担させると云うことになる。
何とも姑息な方法と取るものだと、改めて東電の企業体質の杜撰さを実感したものである。