徒然の書

思い付くままを徒然に

政府は被災者の救済に全力を、繰り返しは御断り・・



政府は被災者の救済に全力を、繰り返しは御断り・・

計画停電が中止されたと言うだけで、何やら安らぎさえ覚える。
だが、被災、避難生活の人々にそのほんのわずかな安らぎさえなかろう。


イメージ 1



政府は被災者の救済に全力を、繰り返しは御断り・・

四六時中テレビを見てるわけではないので、定かな事は分からないが、今朝PCのテレビ映像を見ていると、漸く被災者の救済について話している画面が多かった様に思う。
過去の震災との比較やそこで起こった事から、同じことを繰り返さない等の話をしている様である。

救済物資が大きな倉庫に山と積まれているが、それを配分する手段がなかなか思うようにいかない様である。
昨日まで政府もメディアも東電に振り回されていたが、計画停電が中止となって、ほっと一息ついたのか、被災者の救済の在り方に漸く目が向いた様である。
政府等被災者の救済は殆ど自治体に任せたつもりなのか、地震発生当初の自衛隊派遣以外、殆ど動いていないようにさえ思われる。
何はおいても各避難所に通ずる応急的な通路を確保するように対応しなければ、救援の物資さへ届けられず、被災者は何時まで経っても現在の状態から抜け出せない。
道路は勿論の事輸送手段を確保しなければ、前の震災の教訓を生かすことにはならない、決して同じ事を繰り返してはならない。
阪神中越の震災の時避難生活の時以後、亡くなった方が多かったように思っていたが、それを再び繰り返してはならないであろう。
せっかく助かった命を避難生活の時に失う様であってはならない。
自治体主導ではなく、政府の早急な対応を望むの野である。
原子炉が廃炉になろうが、なるまいが如何でもいいが、放射能の拡散さえ確実に抑え込む目途が立てば、その精力を避難生活の救済に向けてほしいものである。

発電所の現場で対策に追われ懸命に働いている人々は、おそらく不眠不休で働いている事だろうと思う。
ただ、如何に重大事とはいえ、己の命と引き換える様な愚だけは避けてほしいと願う。


(本ブログの全ての写真は著作権を留保。無断使用・転用・転載・複製を禁ず。)