徒然の書

思い付くままを徒然に

計画停電の不公平と不合理性~昼間通電、夜間停電~


電気は暗い時に灯ってこそ電気なのであって、己等が銭儲けの為に能書きを垂れたオール電化など、枝葉のもの・・・・
それを昼の明るい時に電気を通して、夕暮れ時の電気をつける時に止めるとは電力屋の本分に反するのではないのか・・・・・・
能の無い政府を好き勝手に操っているつもりだろうが、そうそう己等の好き勝手が通ると思っていた大間違い・・・・・・
 
放射能が広範囲に拡散し、農家や酪農、漁業にまで甚大な損害を与えているのは、己等の怠慢が被害を拡大しているのだ、ということを承知しているのかね。
 
 
まず、東電のHPに発表された計画を載せてみよう。
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3月25日(金)第2グループ(18:20~22:00)の計画停電は実施いたします。

第3・第4・第5・第1グループ(6:20~19:00)、および第3・第4グループ2回目(13:50~20:30)の計画停電は実施いたしません。
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昨日も、第一グループが同じ様な時間帯で、停電を実行されていた。
如何に忍耐強く、長いものに巻かれるのが、習性になっているとしてもこんな傍若無人な計画を東電及び政府に許していいものか・・・・
 
電気本来の目的は夜間の暗闇を明るくする、これは電気の未来永劫変る事のない、大前提なのである。

この東電の計画を立てている奴、少々頭に変調をきたしているのではないかと思っているのだが、これが本来の東電の思考課程なのだとすると大変なことになる。
人間、異常を異常と思わなくなった時、狂気と紙一重の所にいる事を肝に銘ずべきである。
 
昼間の明るい時に停電を見合わせ、暗くなって電気を停め真っ暗な中に、国民を放置するとはどの様な神経なのだろう、神経に異常をきたしているとしか思えない。
本来、照明は暗い夜を照らすのが役目であるにも拘らず、暗くなって通電を止めるとは常人の考えるところではない。
通常の人間の考える事なら昼の通電を止めても、夜間は通電するのが、世界共通の人間が考える事・・・・・
東電の特異体質が、その人間性を奪ったのなら、人間に話す言葉は全く意味を失う。

交通状況を考えても、夜間の信号停止でどれほど危険が増すか、昼間の比ではあるまい。
何事につけ、すぐ規制したがる、警視庁や県警が何も言わず疑問にも思わず従って大きな交差点あたりに多くの警官を配しているのは、何らかの圧がかかったとしか思えない。
信号機の停電による混乱と安全確保のために、少なくとも夜間の信号の停電は回避させるべきであった。
 
この様な異常とも思える事を平気でやるのが、東電の体質なのかもしれないが、己さえよければの思想が社風としてこびりついているのだろう。
東電社員が放射能を心配してか家族を西に避難させた、と漏れ伝わるこの行為を見れば、己さえよければの社風がうかがえる様な気がする。
漏れ伝わった話で有るから、その信憑性は確かではないが、どれほどの家族が移動したのか・・・・
この様な話が漏れること自体東電に対する、重大事項の隠ぺい体質と自己保存優先に対しての表われであろう。
 
放射能の拡散や停電の拡大はすべて己ら東電の責任であるにも関わらず、それに頬かむりをして都内23区や要人と呼ばれる連中の停電を回避し、不公平を是認し、更に日中間は通電するが夜間は停電すると言う電気本来に使命に反する異常思考、異常行動を、今の政府は何の疑問もなく是認している。
この様な、不可解な人種がわが国を支配しているものである。
尤もこの国の支配者面をしている、この不可解な連中が停電の憂き目を見ないのだから、己らに被害が及ばなければ、国民が困ろうが、何が起ころうが、痛くも、痒くもなかろう。
こんな頼りない政府を、認めてきた我々の責任は重い。
被害者救済が遅々として進まなければ、われら、被災者に顔向けが出来ない。