徒然の書

思い付くままを徒然に

2017-11-07から1日間の記事一覧

逢魔が刻

長雨が続いたその一刻の晴れ間に、久しぶりに日没の残照を見た。 濃紺に沈んでゆく空に真っ赤な残照が実に新鮮に我が目に飛び込んできた。 晩秋のこの時期、この残照が消えると漆黒の闇が訪れる。 そう、昔から逢魔が刻と言って、魔物が跳梁する時刻になりつ…