徒然の書

思い付くままを徒然に

黄色は冬の花色


冬に咲く花木の花色は黄色が多い。
先の雪にもめげず、すっきりと晴れ渡った青空に黄色い花が満開であった。
蝋梅と素心と満月とこの蝋梅の林どれほどあるのだろう。
その周りはすべてのものが黄色に染まった様だ。
 
疾風に勁草を知るという言葉がある。
後漢書、王覇伝読んでも実に面白い。
その中に 疾風知勁草と云う言葉がある。 それはいまは疾風勁草の四字熟語としてよく知られている。

その意味を考えてみよう。
穏やかな日にはどんな草や花でも機嫌よく生え、花を咲かせているが、一たび疾風が荒れ狂い、強い雨やまして雪などが降ろうものなら、弱いものははいつくばったり、萎れてしまったりして見る影もなくなってしまう。
強いものは先日の雪など過酷な条件でも、しっかりと花を咲かせている。
これは何も草花、花木に限った事ではない。
人間も同じこと、平穏な時には区別がつかないが、ひとたび過酷な環境や試練に出合うと、初めてその人間の真価が現れてくる。
厳しい試練にあって初めて意志や節操の堅固な人間であることがわかるということなのであろう。
将に、王覇伝は王覇が劉秀に最後まで従い尽くした、王覇の本性を伝えたものであろう。
因みに、劉秀は光武帝

人生、行路難し。
 
 







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